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2016年8.9(火) 定例活動  (桜の森635)

活動時間 8:30~13:00  参加会員 13名

 1)草刈・仲林
 2)クヌギ山、徳林寺裏山、ダムサイト、巡回状況調査


きょうの ”ただひたすらの草刈場” は仲林です。ここは台場クヌギ林で、Dmoさん曰く「黒川で一番手入れの行届いたクヌギ林」とのこと。
ススキが繁茂する前に刈り込みたいと思っていたのですが、天気や何だかんだで遅れに遅れての作業です。
刈払い機と刈り込み鋏との作業で10人がかりで取り掛かりました。
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Abさん 刈り込み鋏でススキに挑戦  ススキとセイタカワダチソウとはいつも壮絶な戦いをしており共存共栄の間柄ではなく、デスマッチの様相と思われます。
どちらも死に絶えることなく、ススキが勝ったと思ったらそのうちセイタカアワダチソウが何年間かで巻き返すのだそうです。
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兎に角、きょうも酷暑でした。 途中の休憩の様子です。 もうヘトヘトです。
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<一大事です。>
ここ2,3週間の間に立て続けにクヌギが ”カシノナガキクイムシ” による立ち枯れ被害が発生しており、警戒警報ならぬ空襲警報が発令されていました。
きょうの草刈作業のときに発見されたのですが、いよいよここの台場クヌギにまでその被害が及んできました。

これまではコナラなどの老木の被害であったのだが、クヌギにそれも老木ではない10年ほどの若木に被害が発生したことで大いに心配するところです。
今度は菊炭生産にとって最も大切な台場クヌギにナラ枯れが発生です。これが蔓延すると菊炭が生産できなくなるという恐ろしい事態になるのです。
クヌギは萌芽更新させているのですが、その台場は何十年と経過した老木です。 ということは被害に会い易いと思われます。

台場部に大量のフラス(米糠状の木屑)が発生
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萌芽更新によって3本立てになっているうちの1本に被害の症状が表れ、葉がしおれている。あと数日で完全に葉が枯れると思われます。後の2本も時間の問題ではないかと・・。
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どう対応するか? どう対策できるのか?  菊炭の原木、クヌギに新たなピンチ到来です。

2016年8.9(火) 定例活動  (桜の森635)_f0342250_6103548.jpgもう一つは。鹿の食害。
過去に伐採したところを巡回してきました。

ダムサイト。予測通り!

ここは山主も放棄しているような山で
伐採許可を得る時点で
こうなる恐れを進言しましたが・・
こうして消えて行くのを、どう食い止められるのか・・







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くぬぎ山

伐採した年に食害に会い
急遽、ネットを張り、今年3年目。
しかし、費用 約30万 
運良く助成金が貰えたから出来たことで・・

半分が復活すれば 御の字でしょう。

5月に下草狩りをしているので、今は必要なし。

支柱を3本修正し直す必要あり、1本は曲がっている。



2016年8.9(火) 定例活動  (桜の森635)_f0342250_6312879.jpg徳林寺裏山

四分の一(背の高いの)が生き延びる感じ。
今は下草刈り不要。

食害対策は 高い所で伐るとして
台場部分へのカシナガ穿入をどう止めるかです。

次回は専門家を招いて勉強会です。
by kikuzumi3 | 2016-08-09 18:31 | Comments(0)