2018年12.2(日) 定例活動 (桜の森797)
活動時間 9:30~15:00 参加会員 15名+体験者1名 甲南大 7名
1)甲南大中辻ゼミ・里山講座
2)森の教室周辺・薪材回収
3)炭切り
毎年この時期に甲南大学文学部中辻ゼミのメンバーが里山についての勉強に黒川を訪れてきてくれます。今年は鹿の食害についての現状の観察、放置された里山の整備今昔、桜の森での自然災害などのテーマとなります。
阪急バスにて黒川バス停に到着次第、徳林寺裏山のクヌギ山への案内です。
今年発行された兵庫県阪神北県民局編纂「黒川案内人ガイドブック」で詳しく黒川地区の歴史、文化を紹介されています。そのなかの徳林寺石造宝篋印塔(ホウキョウイントウ)の見学です。1355年に建てられ直家という人物が父母の菩提を弔うためとの趣旨が彫りこまれている。(黒川案内人ガイドブックより) その頃にはすでにそんな有力者がいたとのことです。
徳林寺裏山では2016年2月伐採の台場クヌギが鹿の食害によりひこばえが食べられてしまい、多くの台場クヌギが影響を受けた。その後2017年2月、2018年2月の伐採では1.5m以上での高切りを実施したことによりその被害を免れ、その後ひこばえも順調に育ってきている状況を観察。
その後黒川の里を散策しながら桜の森へと向かいます。100年前の小学校を見学。
昼食後は Dimonさんによる講義です。桜の森今昔・自然災害について。 大手術後でありながら熱のこもった内容です。ただしいまだ十分に体力が回復していないのか、
大きな声がでません。マイクを使っての講義でしたが完璧に時間通り進行しています。参加会員もみんなで聴講しています。
<森の教室周辺・薪材回収>
午前中での作業です。11月27日の活動続きで、薪材の回収です。
輝く黄葉の中を・・・カマツカ
カマツカの黄葉
<炭切り>
炉用組炭のご注文です。お歳暮とのこと。もう師走ですねえ。
by kikuzumi3
| 2018-12-02 22:49
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